[長岡純便り vol.19] イクメン いまむかし

パパに抱っこひもの赤ちゃん
先日、電車の向かい側の席に、
赤ちゃんを抱っこひもに入れたパパが
ひとりで座っていた。

巷に言う イクメン?

調べてみると、
イクメンとは、
単純に育児中の男性というより「育児休暇を申請する」「育児を趣味と言ってはばからない」など、積極的に子育てを楽しみ、自らも成長する男性を指す。(知恵蔵)

とある。

なるほど…。
「自らも成長する男性」の所が私の目を引いた。

子育ては、たとえれば、初心者サーファーの波乗りのよう。

寄せては返す波のように、
次々とやって来るままならないことに、
必死に対処し乗り切りながら、
ふと気づくと赤ちゃんだった我が子が
いつの間にか大人になっている。

波頭にかっこよく立てることは稀で
年がら年中、波の中でもまれ、流され、
アップアップしてばかり。
そうやって子供に成長させてもらう。

向かい側のパパの大きな胸にチョコンと、
まあるい赤ちゃんの小さな背中が
一層かわいらしく見えて、
こちらもにっこり。

いや、にっこりどころか、
気づけばニヤニヤしながらじいっと見とれる私。
これではアヤシイおばさんだ(笑)

この光景を見て思い出したのは、
娘たちが赤ちゃんだった20年ほど前のこと。

ある晴れた日のこと。
娘をおんぶ紐でおぶった夫が庭に出ていたら、
夫の姿にビックリした、
当時中学生のお向かいのお嬢さんが、
家の中に向かって叫ぶのが聞こえた。

「えーっ、男なのに赤ちゃんおんぶして、みっともな~い!」

確かに当時、赤ちゃんをおんぶしたパパは
珍しかったし、
一般に子育ては母親がするもの、
という考えも今よりも根強かったが、
彼女の口から「みっともない」という言葉が出る
背景にはいろいろあったのだろう。
その言葉に私は心底驚いた。

当時、夫にも私にも、
パパが赤ちゃんをおんぶすることに対する抵抗は
全くなかった。
夫はおんぶで娘たちを寝かしつけることもよくあった。
おんぶの効果は絶大で、
娘たちはイチコロ(笑)で寝てくれたものだ。

今は、いい時代になったなあ。
私は、向かいの席の、
パパの胸ですやすや眠る赤ちゃんを見ながら思った。

ずっと前に引越してしまったけど、
あの時中学生だったお向かいのお嬢さんは、
今頃どこで何をしているのかな。

もしかしたら、
結婚してお母さんになっているかもしれないな。
だとしたら、彼女とそのご主人は、
どうやって赤ちゃんを育てたのかな。

そこのところ、
なんだかちょっとのぞいて見たくなった。

いるか通信VOL.10 春の講演会決定!

純子さん
横浜での講演会が終わり、ほっとしてしまったせいなのか?
いるか先生は、流行の最先端!そうです!
インフルエンザにかかってしまいました。

おかげさまで、今はすっかり良くなり、
クラスの生徒にもうつすことなく復活できました。

さて、そうこうしているうちに、
次の講演会が決まりました。

「真の愛を教えてくれた勇敢な天使たち」
と題して、世田谷区の桜神宮をおかりして、
講演会を行います。

「あなたを普通の子に産んであげられなくてごめんね」
これは、ダウン症の弟に語りかけた母の言葉です。

当時10歳の私には、あまりにも衝撃的な言葉で、
とても受け止めることができませんでした。
この時の母の気持ちを思うと、言葉がありません。

このように、我が子に罪悪感を持っている方。
障害者のきょうだいとして育ち、親や兄弟を思うあまり、
自分さえ我慢すればよい、と甘えることもできず、
満たされない思いを抱えたまま大人になってしまった方等。

ぜひ、このお話会に参加して、
その思いを感謝と喜びに変えていただけたらと思っています。

足をお運びいただけましたら幸いです。

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今回は、宮崎ますみをナビゲーターに、水月智子と福田純子がお伝えする「真の愛を教えてくれた勇敢な天使たち」のお話会です。障害のある方のご家族や支援者をはじめ、多くの方にお伝えしたい内容となっております。

知的障害のある23歳の長女の子育てを通し、様々な気づきと学びを得てヒプノセラピストとして精力的に活動している、水月智子。プライベートではダウン症の弟の姉として、一方で特別支援学級の教員としてのキャリアから自身の想いを発信している、福田純子。

障害と向き合うノウハウではなく、他では聴くことのできない「真の愛」のお話。宮崎ますみをはじめスタッフ一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

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「真の愛を教えてくれた勇敢な天使たち」詳細

日 時:2019年4月21日(日)
13:30~16:30(12:30開場)
会 場:古式神道「桜神宮」1階 会館
参加費:2,000円
(当日会場にてお支払い願います。)
主 催:株式会社ヒプノウーマン 代表 宮崎 ますみ

☆アロマのプロフェッショナルによる、ハンドマッサージのコーナーを設けました。10分間500円となります。ぜひ、日頃の疲れを癒してください。
☆会場の都合により、お子様同伴でのご参加はご遠慮下さい。


お申し込みは、こちらからお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/1UXDMDU66dWEaZFVcsOof8frDXLTXPQnM1z0CI3JOOqI/viewform?edit_requested=true
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お問い合わせ:ひかりのこ事務局
team.hikarinoko@gmail.com



いるか通信VOL.9 講演会で登壇しました

いるか登壇
皆様、お久しぶりです。いるか先生です。
いろいろな海を旅していたので、
ずいぶんと間が空いてしまいました。
お元気でしたか?

さて、私はこの間様々な経験を積み、
特に今年は新しいチャレンジもしました。
それは、講演会の登壇です。

「あなたはあなたのままでいい 信頼する子育て」
と題して、女優の宮崎ますみさん、ご子息の照土さん、
友人の水月智子さんらとともに、
横浜の開港記念会館にてお話させていただきました。
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私には、3歳年下のダウン症の弟がいます。
私の人生の中で、彼はかけがえのない存在であり、
彼からの学びが今の私を育ててくれました。

また、仕事では中学校の通常学級の担任を経て、
現在は、特別支援学級の担任をしています。

この2つの貴重な経験から学んだことを、
これからもたくさんの方々にお伝えしていけたらと思っております。

小さなお話会から、講演会まで、
こちらでもスケジュールをお知らせしていきますので、
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。


以上、久しぶりのいるか先生でした🐬

[長岡 純  便り vol.18]子育ての結果は時差でやってくる〜メロンソーダで思い出した 自分を愛する力

グラスのメロンソーダ
2019年が始まりました。
皆様にとって佳き一年でありますよう、心からお祈り申し上げます。

お正月は親戚の人たちに会う機会でもありますね。
わが家でも大勢の親戚が集まる機会があり、
その時じみじみ思ったことがありました。

皆で食事に入ったお店でのこと…。
親戚の小5の男の子がメロンソーダを注文しました。

シュワシュワーっと音を立てる鮮やかなグリーンの液体を
一口飲んだ彼は、顔をしかめ、すかさず一言
「薬くさくておいしくない。僕はいつものオレンジジュースか野菜ジュースの方がいい。」

はっきりと自己主張する姿のかわいいこと。
健康に育って欲しいと、
できるだけ身体によいナチュラルな食べ物で
育てられてきたのでしょう。
普段は見かけない鮮やかな色に惹かれてメロンソーダを頼んではみたものの、
という所でしょうか…。

それを見て私は、子供たちが小さい頃のわが家を
思い出しました。

当時私も、子ども達には
できるだけオーガニックな食べ物をと
気を配っていました。
あれはいい、これはダメと、
今思えばちょっと行き過ぎた面もあったけど、
それも子どもの健康を思えばこそでもありました。

マクロビオティックを習ったり、
いろいろな講習会にも行きました。
その時得た知識は今でもとても役立っています。

一方で、いろいろな知識を学べば学ぶほど、
私の不安の種も増えたような気もします。

何らかの力を加えれば、いつかその作用が現れるもの。
成長につれて、幼い頃の子育ての結果が
良くも悪くも出始めます。
そう、結果は時差でやってくるんです。

身体によい食べ物をと育てたその結果は、
どんなふうにそれが行われたかにもよるし、
人それぞれでしょう。

それによってどれくらい健康になったかは
測りようがありませんが、
好みや味覚にはその影響があるようです。

大きくなっても、
自然な食べ物を好む人もいるでしょうし、
味覚が繊細に育つ人もいるでしょう。
はたまた小さい頃制限されていた、
ジャンクフードのような食べ物へのあこがれが
強くなる人もいるでしょう。

ほぼ大人になったわが家の子どもたちを見てみると…。

二人とも添加物などの味には敏感で、
そういった食べ物は好きではないようです。
あの親戚の子供のようですね。

そのくせコテコテに添加物の入った
ジャンクなお菓子も食べます。
本人によると、これは子どもの頃食べられなかった
反作用だそうです。
チ〇ルチョコをこよなく愛し、
「20円の幸せ」と呼びます。

コンビニ弁当を食べることもありますが
美味しいとは思わないそうで、
自分達でお弁当を作って持って行きます。

サークルの合宿で1か月間毎日カップ麺を食べ続けたら、
体調を崩し、肌のトラブルが起こりました。
本人はその後しばらく自然な食べ物を摂ることで
リカバリーに努めていました。

あの頃の私は、子ども達の人生に対して
自分が全責任を負っているような気になって、
食べ物一つでも悩みながらの子育てでした。
気負わずもっと肩の力を抜くことができたら、
子育てがずっと楽だったでしょうに。
ま、それも今だから言えることですね。

同じ体に良い食べ物をというのでも、
あれはいいこれはダメというより、
これ美味しいね~、楽しいね~、と、
嬉しくて楽しい経験を一緒に味わうことを
もっとできていたらよかったな、と今は思います。

あとになって気づいたことは、
子どもは自分で自分の人生を創っていく力を持っているということ。
もともと子どもには、
与えられた環境をベースにして
自力で調整していく力が備わっているようです。

親が良いと思う環境を、
あまり無理せずにできる範囲で整えてあげることは
必要だと思いますが、
そこで大切なのは、その子がもともと持っている、
自分らしい人生を創っていく力を信頼することだ
と思います。

親がそこを信じてあげていたら、
多少のぶれがあっても、
いろいろな経験をしながら
次第に本来のその子らしい人なっていきます。

幼い頃親と一緒に味わった、嬉しくて楽しい経験が、
そのプロセスで大切になる、子どもが自分を愛する力、
自己肯定感を支えるのだろうと思います。

[長岡 純 便り No.17] 卒乳

家族の絆 赤ちゃんの手を載せた大人の手
先日、託児ボランティアにお邪魔した先でのこと。

若いお母さんと、
1歳になったばかりのお子さんの、
卒乳の話しになった。

「娘はまだおっぱいから離れられません。
でも、離乳食もちゃんと食べているから、
日に何度かのおっぱいは悪い事じゃないと思うんです。
それに…。」

一息おいて、

「おっぱい卒業されちゃうと私が淋しいし…。
2歳位までに止められたらいいかなって思うんです。」

ゆっくりでいい。
自分のタイミングってあるものね。

標準とか、栄養的に、とかは、
一つの目安に過ぎない。

私も、
赤ちゃんを育てていた頃、
余りにも日ごとの成長が速すぎて、

「願わくば、時間よ止まれ!」
って思った。

おっぱいの時間を、
十分に心と身体で味わい満足する。
正しいも間違いもない。

ミルクも同じ。
触れ合い、こころをかけ、言葉をかけ、
優しく無言の愛を交わす。

授乳はママと赤ちゃんの、
かけがえのない時間。

そこには赤ちゃんの、
一生分の愛と信頼がつまっている。

プロフィール

チームなないろのたね

Author:チームなないろのたね
子供の時代から人生の山や谷を経て、3人それぞれの今があります。それぞれの、子供たちとの関わりから紡ぎ出されるブログです。

★ゆうくんママ
目黒区在住
自閉症スペクトラム児の母

★いるか先生
公立中学校の教員 通常学級の担任を経て、現在は特別支援学級の担任をしている。 3歳年下のダウン症の弟がいる。

★長岡純(ながおかますみ)
千葉県柏市在住。 20歳と24歳の娘たちの母。 長女は乳幼児突然死で早逝。ヒプノセラピスト 公認心理師
→ プロフィール詳細(「21世紀共育ラボ」サイトへ移動します。)

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