[長岡純 便りvol.9]素直な自分を表現できる今どきの若者

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娘が出場するというので、大学生の基礎スキーの大会に来ている。

基礎スキーは速さではなく
美しく正確な滑りを競う競技。

団体戦ではまるで編隊飛行のブルーインパルスみたいに、
数人が華麗に交差したり離れたり、
次々とフォーメーションを変え
演技しながら滑る。

それがどれ位難しいのか想像もつかないが、
まあ、羽生選手流に言えば
「目をつぶって猛スピードで滑りながら三重跳びをしてるような感じ」(笑)かな?



スロープの麓
ゴール周辺では様々なドラマが繰り広げられていた。

ゴールするなり泣き崩れる女子選手。
(私の心の声 あれれれ、どうしたの?)

練習の成果が発揮できなかったのか
はたまた 転んでしまったのか?

するとチームメイトの男子学生がすうっとそばに寄り添った。

彼はその女子選手の肩をそっと抱いた。
黙ったまま優しくハグしてあげている。
・・・・・・。

 彼は黙って彼女の気持ちを共有してあげているんだな。
これまでの努力も気持ちもわかっているチームメートなんだろうな。)

少しすると女子選手は泣き止んで
男子学生が何かささやくと
少し明るい表情の顔を上げた。

 わあ、この男の子ったら、下手なセラピストよりすごいわ!)

 きっとこの男の子も、今自分がしているように、小さい頃お母さんに優しく抱っこしてもらったんだろうなあ。)

 にしても、私ったら、どこまで行ってもお母さん目線だわ~。)

そんなほっこりするような光景を何度か目にした。

人間て幼い頃体験した誰かからの優しさや暖かさを
ずっと心の中に持っているんじゃないかな。

そしてその記憶が
優しさを誰かに分けてあげる行動を
呼び起こすのかもしれない。

今どきの若者たちは心が繊細でしなやかだなあ。
自分の心に素直に行動しているよね。

どこかから「男のくせに」とか、「弱すぎる」、とか聞こえてきそうだけど、
私は好きだな、こういうの。

だいたい「○○のくせに」という言葉の陰には、
それを口にする人の不都合な本音が潜んでいることが多いよね。
だから、気にしない。

慈しみの気持ちや優しさという
柔らかな自分を素直に表わすこと 
あるがままの自分を表現できるって、
本当はとっても素敵なこと。

男女に関係なく、
それができたら気持ちよく生きられる。

こちらの心も柔らかくなるような
そんな素敵な姿を見せてくれた若者たちに感謝。

そしてそれを可能にしてくれるこの時代に感謝だな~。

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プロフィール

チームなないろのたね

Author:チームなないろのたね
子供の時代から人生の山や谷を経て、3人それぞれの今があります。それぞれの、子供たちとの関わりから紡ぎ出されるブログです。

★ゆうくんママ
目黒区在住
自閉症スペクトラム児の母

★いるか先生
公立中学校の教員 通常学級の担任を経て、現在は特別支援学級の担任をしている。 3歳年下のダウン症の弟がいる。

★長岡純(ながおかますみ)
千葉県柏市在住。 20歳と24歳の娘たちの母。 長女は乳幼児突然死で早逝。ヒプノセラピスト 公認心理師
→ プロフィール詳細(「21世紀共育ラボ」サイトへ移動します。)

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