〈いるか通信 vol.6〉 いるかの弟🐬

今日はいるか先生ではなく

「わたし」の気持ちを書こうと思います。



私の弟は、

生後間もなく「ダウン症」

と診断されました。



医師からは

「30歳まで生きられないだろう」

と言われたそうです。


そう告げられた時の母の気持ち、

父の気持ちはどんなものだったでしょうか。



幼かった私も子供なりに、

弟を守らなければいけない、

弟は手がかかるから親に迷惑をかけてはいけない、

両親に甘えてはいけない、

私はお姉ちゃんなんだから我慢しなければいけない、



そう思いながら

過ごしていた記憶があります。

そして常に「良い子」を演じていました。




表層にとらわれ、苦しんだ日々。

どうして、私の弟は障害者なの?

どうして、言葉が話せないの?

どうして、うなり声をあげるの?

どうして、見た目が人と違うの?

どうして、「普通」じゃないの?



その弟が、私が高校一年生の時に

家庭の事情で

障害者施設に入所することになりました。




その時の私の気持ちは、

「弟を施設に入れるなんて、どうしてそんなひどいことをするの?」


という親に対する怒りと、


正直、

「これで私は自由になれる」

というものでした。




しかし、自由になれたはずの私に

常につきまとうことになったのは

「罪悪感」

です。




友達と出かけたり好きなことをして、

楽しめば楽しむほど、

そんな自分が許せなくなるのです。



心の底から楽しめない、笑えない

そんな毎日でした。



そしてその感情の塊は、

自分を責め、

親を責め、

心を闇が占領していったのです。



少なからず、

障害者がいる家族は

こんな心の闇を抱えて苦しんでいると

自分の経験から思います。




けれど

「自分が我慢するしかない」と、

自分の本当の気持ちや

やりたい事に

目をつぶり、蓋をして

心や身体のバランスを崩してしまう。



この「我慢」は

しなくてはならないことなのでしょうか?





自分がこんな経験をしたからこそ、

これから活動していきたいことが、

たくさんあります。



「障害者の支援」

「家族の支援」

「忘れられがちな、兄妹の心のケア。」



これらを、どんな形で実現させていくか?




「支援」というと

堅苦しく…

重たい…

そんなイメージになりがちですが、



私の性格上、それは難しいので

とにかく、



笑って❣️

明るく❣️

楽しく❣️



をモットーに

何かできないかな〜と考えています。




[長岡純 便りvol.5] 情けは人のためならず  ~巡るありがとう~

ピンクハート雪の結晶大雪警報が出された昨夜、隣の県に住む、85歳独り暮らしの母と電話で話した。


私: そっちの雪はどう?

母: どんどん積もっていて明日の朝が心配。自分では雪かきできないし、どうしよう。。。

私: とにかく今は心配しても仕方ないから、明日の朝の様子を見て考えることにしよう。



そして、迎えた朝。
つもった雪で一面の銀世界。

さっそく、娘と家の前の道路に出て、雪かき開始!

お向かいのお宅は、おばあさんの一人暮らしなので、その家の前もせっせと掃く。
娘と二人なので、あっという間に終わった。

すると、母からのメールが入った。


「おはよう。さっき、お隣りの渡辺さんと新井さんが来て、雪かきをしてくださいました。」


やはり、ありがとう は巡るようだ。雪だるまファミリー

〈いるか通信vol.5〉インクルーシブ教育

今日は、一橋大学で行われた、

独立行政法人国立特別支援教育総合研究所主催

「NISE特別支援教育 国際シンポジウム」

に参加してきました。

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テーマは、今話題の、

「インクルーシブ教育システムの推進

日英の取組みの現状からこれからを展望する」

でした🇬🇧🇯🇵

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基調講演をされた、スーザン・ピアソン 博士

(イギリス・リーズ大学 客員教授)

のお話の中で一番印象的だったのは、


特別な支援が必要な子供は、

目的地が同じでもそこまでの「道のり」

がそれぞれに違うというだけ。

まさに、「ジャーニー」なのです。


という言葉でした。

深く、共感いたします。




特別支援教育は、

障害の有無だけでなく、

お互いが個々の違いを認識し、

助け合い、

尊重し、

誰もが自分らしく生き生きと活躍できる

「共生社会」の形成の基盤になると思います。




障害があろうとなかろうと、

老いも若きも、

男性も女性も、

どこの国に生まれても…

みんな平等で素晴らしい存在です。

そしてその基盤作りとなるのが

学校教育でもあります。

やはり、私の特性を活かせるのは学校かな🏫




あ〜もう、やりたい事、やるべき事が

たくさん出てきました。



時間が足りないというか、

体力が足りないというか、

知識もまだまだだし、も〜〜〜。




どなたか私を改良したクローンを

作ってくださ〜い!



顔は、なるべく可愛い感じで( ←これ、だいじ💖)



[長岡純 便りvol.4] 子どもの遊び場 今むかし

子供達が小さい頃 毎日のように通った近所の公園を、 18歳の娘と通りがかった。

そこには、古い木々の並ぶ林、広々とした原っぱ、遊歩道、砂場、遊具などがある。

幼い頃を思い出したらしく、娘が懐かしそうに言った。
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・・・

あの頃は、この林がどこまでも続く深い森のように感じていた。
その中で、網の目のように縦横に走る木の根を使って、誰からともなく遊びを考え出した。

根っこの上だけを逃げる鬼ごっこ。

土の上は3歩だけ歩いてよし。
4歩以上歩いてしまった子はオニと交代。

小さい子は、おまけで1歩余計に歩いてよかった。
それに、タイムも一回余分にとれる。

大人の目には何もないように見えるそっけない公園も、
子供にとってはわくわく面白いものだらけ。

木の根でも、地面でも、草でも、そこにあるものが宝の山。


今はもう取り壊されてしまったけど、
昭和の時代からの木のアスレチックもあったね。

その高い塔では木のささくれでケガをしたり、飛び出した枝で傷を作ったりした。
柵も何もなかったから、気を抜けば、地面に真っ逆さま。

でも、誰も落ちたりしなかった。
みんな自然と、どう動けばいいかわかっていたよ。

少し危ないくらいの方が楽しいし、盛り上がる。
スリルのある遊具は、子供たちの冒険心を掻き立てた。

集まった子供たちは、
次々と遊びを考え出しては時間を忘れた。

・・・

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今、原っぱには、イマドキの遊具が立っている。

赤、黄、青などカラフルな色使いで、中心から滑り台がいくつも伸びる、
一見魅力的なそれには、

子供が転落しないための防護柵や、当たっても痛くないクッション材など、
様々な配慮が施されている。

[長岡純便りvol.3] 謹賀新年~年末のミッション・インポッシブル~

宝船 七福神
暮れも押し詰まり、与えられた時間は2日間。

独りで大掃除&自宅と実家 二軒分のおせち作りを完了するという、
ミッション・インポッシブルのゆくえは?



お掃除していると、ふと、暮れのご挨拶をしておきたい友人の顔が浮かんだので、電話してみた。

すると、やはり彼女も独り、大掃除に孤軍奮闘中。
話しが盛り上がった。

なんでも。。。

家族はそれぞれの用事で外出し、自分一人が必死に頑張っている。
新年を迎えるために、あれもこれもやらなくてはならないの・・・・

「私一人が頑張っている」感!

うん、わかるわかる。
実は私も去年までそのパターンだったわ。

でも、今年は発想をこんなふうに切り替えてみたら、なんかいい感じなのよ

その1   「~ねばならない」よりも「~したい」を優先。
その2   「完璧か」よりも、「気持ちがよいか」を大切に。
その3   お掃除の目的は、「汚れを取る」ではなく、「家に対する一年間の感謝」。
その4  おせちは手作りにこだわらない
その5  「愉しく作業」できなければ無理しない。

それを念頭に、優先順位と時間配分を決めて、いざスタート!

一年間家族を雨風から守り、心安らぐ場となってくださりありがとうございました。
そう思いながらお掃除すると、愉しい気持ちになって、
不思議と換気扇も簡単にきれいなった気がするの

そして、あらかじめ決めた時間になったら、さっさとお料理に取りかかる。


去年までは、「ねばならない」ばかりで、愉しくなかったわ。
だって、義務をこなすのは、疲れてしんどいでしょ。

ところが、ちょっとした発想の転換で、
愉しい時間を過ごせて、なんだか得した気分にさえなるのね~。

なぜか満足感のある、年末になりそうよ




さてさて、あなたは、どんな年末年始をお過ごしだったでしょうか?

本年もよろしくお願い致します。




プロフィール

チームなないろのたね

Author:チームなないろのたね
子供の時代から人生の山や谷を経て、3人それぞれの今があります。それぞれの、子供たちとの関わりから紡ぎ出されるブログです。

★ゆうくんママ
目黒区在住
自閉症スペクトラム児の母

★いるか先生
公立中学校の教員 通常学級の担任を経て、現在は特別支援学級の担任をしている。 3歳年下のダウン症の弟がいる。

★長岡純(ながおかますみ)
千葉県柏市在住。 18歳と22歳の娘たちの母。 長女は乳幼児突然死で早逝。ヒプノセラピスト
→ プロフィール詳細(「21世紀共育ラボ」サイトへ移動します。)

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